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モノクローム 描くこと

終了しました

会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2(東京)

描くという行為には、形があることも、形がないこともあります。道具をつかい、線や面で形を描くことも、心の中にイメージを思い描くことも、どちらも「えがく」と言うように、この言葉が表す行為には広がりがあります。一方、モノクロームと言うと、単色やグラデーションによる表現が思い浮かびます。しかし、色が限られていたとしても、表現の多様さが失われることはありません。白黒のモノクロームに限ってみても、画材や描き手の違いから、作品には無限に違いが生まれます。白から黒への変化の中には様々な幅のグラデーションがあり、真っ白や真っ黒に見える時でも、僅かな色味の差が美しい陰影をもたらし、わたしたちの記憶の中にあるイメージを誘い出します。モノクロームは、シンプルだからこそ奥深く魅力的です。

本展では、モノクロームの限られた色の中で描かれる独自の世界観に注目し、木炭やペン、ニードルなどの画材や道具を用いて対象を描き出したり、針金など描画には用いられることの少ない素材で形づくられたりする作品や、記された言葉や記号によってイメージが立ち現れてくる作品を紹介します。条件を絞ることで強いコントラストをもって見えてくる様々な表現から、描くことの意味をどこまで広く深く探ることができるでしょうか。作品を前に、わたしたちの心の中へ豊かな創造と想像の世界を思い描くことからはじめてみたいと思います。

日程

2023年7月22日(土)–9月24日(日)

休館日:月曜日(9月18日を除く)、9月19日(火)

11:00-19:00

※7月28日、8月4日、11日、18日、25日の金曜日は サマーナイトミュージアムにつき21:00まで開館

会場

東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2(東京)

〒150-0041 東京都渋谷区神南1-19-8
渋谷区立勤労福祉会館 1F

アクセス

・電車でお越しの場合
渋谷駅B1出口より徒歩5分
東急東横線・田園都市線
東京メトロ半蔵門線・副都心線にて

渋谷駅ハチ公改札口より徒歩8分
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン
京王井の頭線
東京メトロ銀座線にて

・バスでお越しの場合
バス停「神南一丁目」より徒歩2分(上り坂)
「渋谷区役所」より徒歩5分(下り坂)
次の京王バスにて
新宿駅西口発【宿51】
中野駅発【渋63】【渋64】
笹塚駅発【渋69】
永福町駅発【渋68】
(すべて渋谷駅行)

・お車でお越しの場合
首都高速(3号線)渋谷ランプより約5分
※当ギャラリーには駐車場がございません。
お車でお越しの場合は近隣の駐車場をご利用ください。

・車椅子でお越しの場合
上記「東京都渋谷公園通りギャラリー webサイト」よりご確認ください。

出展作家

岡元俊雄、高橋和彦、たぬきだshin、西岡弘治、平瀬敏裕、堀口好輝、吉川敏明

料金

入場料無料

関連企画

ドローイング+トーク「おんがくが みえる、きこえる絵とその物語」

「モノクローム 描くこと」出展作家・西岡弘治さんの作品の魅力を、ドローイングの公開制作とトークでご紹介します。
※手話通訳付き

開催日:2023年7月28日 (金)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
入場料無料
詳細は下記「詳細を見る」よりご覧いただけます。

鑑賞会「みると話(わ)」

展示室で作品を囲み、会話を楽しみながらグループで鑑賞します。
※9月13日(水曜日)のみ、手話通訳付き

開催日:2023年8月28日(月)、9月12日(火)、9月13日(水)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
入場料無料
詳細は下記「詳細を見る」よりご覧いただけます。

アーティスト・トーク たぬきだshin

「モノクローム 描くこと」出展作家・たぬきだshinさんにお話をお聞きします。
※手話通訳付き

開催日:2023年9月8日 (金)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
入場料無料
詳細は下記「詳細を見る」よりご覧いただけます。

主催

(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー