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触覚とアート ワークショップ&トーク・シリーズ
終了しました
会場:アーツ千代田3331(東京)
美術は視覚のみで鑑賞するものでしょうか。「触覚とアート」 ワークショップ&トーク・シリーズは、視覚が優位にある現代社会において、 触覚を起点に世界を捉え探求する機会を創出していく取り組みです 。
各分野の専門家とのトークや美術家によるワークショップを通して 、触覚を意識した作品制作や鑑賞の意義を考え深めていきます。
このプロジェクトでは、 触覚を活かし探求することでどんなアートの可能性が拓くのかについて考えていきます。
触覚、生命、テクノロジー、 アートにまつわる分野の第一線で活躍されている方々をゲストに迎 え、多彩なトークやミニ・ワークショップを展開していきます。
【生命と触覚 ワークショップ&トーク】
生命現象を動的平衡として捉える生物学者の福岡伸一氏と、 テクノロジーによって触覚を共有する研究をしている渡邊淳司氏のお二人が、「生命」 という大きな視点から触覚を読み解いていきます。また、 渡邊氏らが開発した「触覚をテーマにした体験装置」を使ったミニ・ワークショップを行います。≪心臓ピクニック≫ では、自身の鼓動と同期して振動する小型の箱を手の上に持ち、 自身の生命の働きを触覚を通じて感じ取ったり、 他の人と名刺を交換する前に鼓動を交換する体験を行います。 また、≪触覚伝話≫では、映像や音声に加えて、 振動を遠隔の人に伝えることで、 触覚が生み出す新たなコミュニケーションの可能性について考えていきます。
<日時>
2023年2月5日(日) 13:30-16:30
<会場>
アーツ千代田3331 B104号室(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14)
現地参加 & オンライン配信
<登壇>
福岡伸一(生物学者・青山学院大学教授) × 渡邊淳司(NTT コミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 上席特別研究員)
<定員>
現地会場 /晴眼者 15名、視覚に障がいのある方 10名
オンライン配信/晴眼者 150名、視覚に障がいのある方 20名
<参加費>
会場参加/晴眼者2,500円、 視覚に障害がいのある方1,000円
オンライン配信/晴眼者1,500円、 視覚に障がいのある方は無料
【さわる美術鑑賞について ワークショップ&トーク】
近年さわる鑑賞活動も増えてきていますが、 美術作品にふれる行為は視覚で捉えられること以外に作品鑑賞にどのような影響を与えるのでしょうか。視覚以外の感覚を頼りに、 手でみる美術鑑賞についてディスカッションしていきます。
長年、 視覚に障がいのある方々とのワークショップを牽引してきた西村陽平氏によるミニワークショップを実施します。トークでは、 美術家としても国際的に活躍する西村氏と、 視覚に障がいがあるアーティストとして発表を続ける光島貴之氏、 そして2021年より滋賀県立美術館ディレクター(館長)に就任した、 鑑賞を含む障がい者芸術文化活動に造詣の深い保坂健二朗氏によるクロストークを行います。
<日時>
2023年2月25日(土)13:30-16:30
<会場>
アーツ千代田3331 B106号室(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14)
現地参加 & オンライン配信
<登壇>
西村陽平(美術家、日本女子大学名誉教授)× 光島貴之(美術家、鍼灸師)×保坂健二朗(滋賀県立美術館 ディレクター・館長)
<定員>
現地会場 /晴眼者 15名、視覚に障がいのある方 10名
オンライン配信/晴眼者 150名、視覚に障がいのある方 20名
<参加費>
会場参加/晴眼者2,500円、視覚に障害がいのある方1,000円
オンライン配信/晴眼者1,500円、視覚に障がいのある方は無料
*お申し込み、詳細は、Peatixのイベントページ(こちら)をご確認ください。
日程
2023年2月5日(日)–2月25日(土)
各回ともに13:30-16:30
会場
アーツ千代田3331(東京)
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11−14
お問い合わせ
クリエイティブ・アート実行委員会
〒107-0052 東京都港区赤坂6-2-5方栄ビル201
TEL:03-6426-5182
MAIL:musekk@aol.com
主催
文化庁、クリエイティブ・アート実行委員会