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第6回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2022」

終了しました

会場:はじまりの美術館(福島)

このたび福島県では、第6回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2022」を開催いたします。

「きになる」をひとつの基準に、福島県内から作品を公募した本作品展も6回目を迎えました。回を重ねるごとにたくさんの「きになる」輪が広がっています。タイトルにある、「きになる」と「ひょうげん」のあいだにある「⇆」は、作る人、支える人、見つける人など、さまざまな関係性を表しています。今回応募された作品は、作者の方はもちろん、ご家族、学校の先生、福祉施設の方など、誰かが「きになった」からこの場に集まりました。

障がいのあるなしに関わらず、日常のなかできになったことやこだわりから表現をする方がいます。その表現は見る人にも何かを感じさせる力があると思います。

この作品展に来ていただいた皆さまにも、「この表現はどうやって生まれたんだろう」「作者は何がきになったんだろう」「とにかくなんだかきになる」など、作品を通してきになる何かを見つけていただければ幸いです。

そして本展を通して、作者のことや作品の生まれた経緯を想像することが、「障がい」について考えを深め、共有できる場になることを願います。

※新潟・福島・山形の3県は障がい者芸術活動推進に向けて連携して活動しております。本展でも新潟、山形で生まれた「きになる」作品を紹介いたします。

日程

2022年11月19日(土)–2023年1月5日(木)

※火曜休館、2022年12月29日(木)-2023年1月3日(火)年末年始休館

10:00-18:00

会場

はじまりの美術館(福島)

〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
TEL:0242-62-3454
FAX:0242-23-8185

アクセス

猪苗代駅より徒歩25 分、タクシーで5 分。猪苗代磐梯高原IC より車で一般道12 分。バスの方は、JR猪苗代駅バス乗り場より、裏磐梯方面行きまたは中ノ沢方面行きの磐梯東都バスに乗車→「バスセンター」下車(徒歩3分)。
駐車場は美術館西側に15 台。手打ちそば「しおや蔵」共用。

審査員紹介

日比野克彦(美術家・東京藝術大学学長)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学大学院修了。大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催する他、パブリックアート・舞台美術など、多岐にわたる分野で活動中。2022年4月1日、東京藝術大学学長に就任。他の主な要職として、岐阜県美術館館長、熊本市現代美術館館長、日本サッカー協会社会貢献委員長を務める。

川延安直(福島県立博物館 専門員)
1961年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術学修士修了。岡山県立美術館を経て、現在福島県立博物館専門員。「福島芸術計画×ART SUPPORT TOHOKU-TOKYO」や「ライフミュージアムネットワーク」など、福島県内のさまざまな文化発信活動に携わっている。

川内有緒(ノンフィクション作家)
生まれ変わったら冒険家になりたいと願うノンフィクション作家。アメリカ、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどを執筆し、著作に『パリでメシを食う。』『空をゆく巨人』『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』ほか。

岡部兼芳(社会福祉法人安積愛育園 理事・マネージャー /はじまりの美術館館長)
1974年福島県生まれ。福祉作業所の支援員・中学校教員を経て、2003年社会福祉法人安積愛育園に入職。知的に障害のある利用者の創作活動支援プロジェクト「unico(ウーニコ)」に携わる。2014年はじまりの美術館開館より現職。福島県文化振興審議会委員、全国手をつなぐ育成会連合会機関誌「手をつなぐ」編集委員も務める。

料金

観覧料:無料

関連企画

ギャラリートーク

2022年11月19日(土)14:30-15:00

オープニングトークイベント「きになる“審査員の見方”」

2022年11月20日(日)17:00-19:00 (オンライン開催)
登壇:日比野克彦(美術家・東京藝術大学学長)、川延安直(福島県立博物館 専門員)、川内有緒(ノンフィクション作家)、岡部兼芳(はじまりの美術館館長)

4名の審査員の方々に今回の応募作品のエピソードや受賞作品、各審査員賞の作品について、どこがきになったのかなど審査講評を交えてお話いただきます。

*開催当日、下記の「詳細を見る」よりご覧いただけます。

トークイベント「“いとおしさ”からみる“きになるひょうげん”」

2022年12月4日(日)17:00-19:00(オンライン開催)
ゲスト:鞍田崇(哲学者・明治大学准教授)
聞き手:岡部兼芳(はじまりの美術館館長)

鞍田崇さんは近年とくに民藝に注目されながら、ローカルスタンダードとインティマシー(=いとおしさ)という視点から現代社会の思想状況を問う哲学者です。また、妻の鞍田愛希子さんが運営する就労継続支援B型事業所「ムジナの庭」とのかかわりからケアについても考えを深められています。今回はこれまでの取り組みを踏まえながら、「きになる⇆ひょうげん」についていろいろなお話をお伺いします。

*開催当日、下記の「詳細を見る」よりご覧いただけます。

表彰式、受賞者トーク

2023年1月15日(日)15:00-16:00

オーディエンス賞について

ご来場いただいた方の投票でオーディエンス賞が決まります。
会場に「きになる木」を設置しますので、あなたが1番きになった作品を葉っぱに書いて投票してください!

お問い合わせ

社会福祉法人安積愛育園
はじまりの美術館 

〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
TEL:0242-62-3454
FAX:0242-23-8185
E-mail:otoiawase@hajimari-ac.com

主催

福島県