- 展示
Co-jin Collection -コジコレ- No.8 表現のてざわり
終了しました
会場:art space co-jin
「Co-jin Collection -コジコレ-」は前年度の公募展「京都とっておきの芸術祭」の出品者のうち、co-jinスタッフが気になる表現を取り上げてご紹介する企画展です。
8回目となる今回のコジコレは「表現のてざわり」をテーマに3名をセレクトしました。
靴下の端切れから糸を引き抜く、止まることなく鉛筆で線を引く、思いのままミシンで縫いつづける……言葉を聞いただけで、その作業に伴う感覚を思い起こすことができます。しかし、その「感覚」を他の人と共有することは、言葉を尽くしても難しいでしょう。一方、作品の中にはその感覚が瑞々しく留められています。表現を完全に理解することはできなくても、鑑賞という行為は作者に近づく手がかりとなるのではないでしょうか。本展では、表現に込められた感覚を「てざわり」と捉え、作品を通して作者の「てざわり」を感じることを目指します。
会場には絵画、コラージュに加え、製作の様子を取材した記録映像、また3名の表現を追体験できるワークショップスペースも予定しております。ぜひお越しください。
ーーー
日程
2024年10月16日(水)–12月22日(日)
月曜、火曜休廊
10:00-18:00
会場
art space co-jin
出展作家
郡山広明(作家名:郡山ヒロアキ)
高西勇
牧敦子
出展作品






プロフィール
郡山ヒロアキ(こおりやま・ひろあき)
1957年生まれ、亀岡市在住
所属:ヴィレッジれん
学生の間は美術について専門的に学び、卒業後は大学で講師も務めた。現在は通所するヴィレッジれんにて、調理の仕事の傍ら制作を続けている。個人の制作としては木彫を手がけているが、ヴィレッジれんでは2023年よりドローイングに取り組む。顔彩やペンなどさまざまな画材を経て、色鉛筆での制作にたどり着く。鉛筆は筆と異なり、止まることなく描き続けられる点が気に入っているという。
自身の制作スタイルの変化を前向きに捉え、絵を描くことで昨日とは違う自分に出会うことを楽しみに表現活動を続けている。近年は、無作為な線の重なりから生み出される形状に関心を持ってドローイングに取り組んでいる。
高西 勇(たかにし・いさむ)
1970年生まれ、京田辺市在住
所属:たなべ緑の風作業所
2023年より靴下の端切れを使った貼り絵の作品を公募展のために作り始める。端切れを糸状になるまでほぐして使う方法は自身で編み出した。現在は出品に関わらず制作を続けており、水溶きボンドを使って画用紙に少しずつ貼り付けて制作するため、完成までに半年から1年ほどがかかる。貼り絵の他には、輪郭をはみ出した大胆な色彩で構成する塗り絵や、小さく丸めた粘土の粒を積み上げて成形する陶芸作品がある。本人の発話は少なく、本心を掴むことは難しいが、作品からは制作へのこだわりが伝わってくる。
牧敦子(まき・あつこ)
1980年生まれ、長岡京市
所属:乙訓若竹苑
中学校卒業後、和洋裁専門学校に通う。現在もミシンが大好きで、乙訓若竹苑で家庭用ミシンを駆使して刺繍を作成している。牧が作る刺繍は「ぬいぬい」と呼ばれ、その特徴は上糸と下糸を異なる色にすること、厚みを持つほど何重にも刺繍を重ねること、ほつれや絡まりもそのまま活かすことだ。
「ぬいぬい」は作品として公募展などに出展されるほか、施設内で作るバッグやくるみボタンなどの製品にも使用されている。それぞれのバッグは「ぬいぬい」に合わせてデザインおり、製品化に際して出た端切れを職員さんが縫い合わせたものはパッチワークとして作品となる。このような再構成は職員さんとの共作と呼べそうだ。
料金
無料
関連企画
[終了しました]co-jin講座vol.2「展覧会で使う、覚えておきたい手話表現」
会期:11月9日(土)13:30-15:00
会場:art space co-jin ギャラリースペース
展示会などで使えるフレーズを教えていただきます。手話の特徴からお話し頂きますので、初心者の方もぜひご参加ください。
在廊日
[終了しました]10月26日(土) 高西勇さん 11:00-14:30
[終了しました]11月2日(土) 牧敦子さん 11:00-12:00
[終了しました]11月8日(金) 郡山広明さん 14:00-15:00
主催
きょうと障害者文化芸術推進機構
協力
就労支援施設 ヴィレッジれん
社会福祉法人 共生福祉会 たなべ緑の風作業所
乙訓福祉施設事務組合 乙訓若竹苑
展示の記録










