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現代アウトサイダーアート リアル −現代美術の先にあるもの−
終了しました
会場:GYRE Gallery(東京)
オリンピック・パラリンピックを目前に、近年国内でもにわかに注目を浴び始めた、アウトサイダーアート、アール・ブリュット。既存の西洋美術史の規範を離れた場所で制作されるこれらの表現には、必然的に心身に障がいのある作家が多く含まれ、保護促進すべきものとして、日本では福祉の文脈で語られることが多い。しかし、世界的には、コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、精神的な面から美術を再考する大きな潮流として注目される。
表現することが生きることと直結し、時に一人だけの世界で制作をする障がいのある人々。それは、人が表現することとは何かを問うている。しかしながら、創作物が『作品』として世の中に出てくるには、常に第三者の深い関与が必要とされる。この展覧会がその役割を担い、現代の日本で活発に活動する36名の作品を厳選してご紹介する。さらに、この分野の芸術がどのようにして発見され発信されてきたかを振り返る。そして、従来の位置付けに留まらない、人間の本能に働きかける、彼らのアートの無限の可能性を見つめ、21世紀にふさわしい多様なアートの世界をご堪能頂ければ幸いです。
日程
2019年9月7日(土)–10月27日(日)
11:00-20:00
会場
GYRE Gallery(東京)
東京都渋谷区神宮前5-10-1
アクセス
電車でお越しのお客様
表参道駅A1出口より徒歩4分
明治神宮前駅4番出口より徒歩3分
お車でお越しのお客様
お車でのご来館の際はB2Fの駐車場をご利用ください。
出展作家
GAKU・加地英貴・高山勝充・茶薗大暉・山根ゆか・有田京子・黒瀬貴成・ミルカ・りくと・尾崎玖弥佳・吉田幸敏・ほんままい・岡部志士・西川泰弘・野口敏久・白田直紀・箭内裕樹・渡邉あや・藤橋貴之・XL・櫻本京一・伊藤太郎・岩本義夫・三本木海人・水野貴男・神楽谷・藤原正一・西原清次・井上優・大家美咲・岡元俊雄・城谷明子・中尾涼・杉本英司・西下紘生・山本鷹一 以上36名
*特別出展:近江学園(村木勇)・落穂寮・なかよし窯(澤田真一・紺谷彰男)びわこ学園(葛田恵美・梅本良純)
参加団体
アイム(神奈川)・アトリエライプハウス(大阪)・Yellow(大阪)・KAeRU(北海道)・かたるべの森(北海道)・希望の園(三重)・工房集(埼玉)・新明塾(京都)・SWING(京都)・studio COOCA (神奈川) ・灯心会(岡山)・西淡路希望の家(大阪)・やまなみ工房(滋賀)・WaC(静岡)以上14団体 その他全国の福祉作業所 ・アトリエ等
料金
入場無料
関連企画
トークショー
10月5日(土)13:30−15:30『SEIZE THE DAY 今を生きろ』
〜障害のあるアーティストからのメッセージ〜
同日懇親会 15:30−16:30
モデレーター:加藤秀樹(構想日本)、パネリスト:長谷川眞理子(生物学者・総合研究大学院大学学長)、谷川じゅんじ(JTQ代表/スペースコンポーザー)、関根幹司(studio COOCA代表)、杉本志乃
主催
一般社団法人 Art and Creative Mind