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林田嶺一のポップ・ワールド

終了しました

会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀)

1933年に中国満州で生まれた林田嶺一は、幼少期を大連、ハルビン、上海、青島などを転々としながら過ごし、その35年後、人生をかけた絵画制作に取り組み始めました。満州から日本へと引き揚げる12歳までの体験や場面を描いた、「満州ポップシリーズ」です。
上空を飛ぶ少女、足がはえた飛行機……、林田の作品は幼少期の「記憶」とその時のリアルな「感情」がシンクロすることによって生まれます。また、いくつも要素を複合させる作品構造からは、大連やハルビンなどで林田が経験した大陸的な社会環境と、記憶の断片をつなぎ合わせようとする意識が感じられます。
本展では、未公開作品を含む約60点の作品をもって、深刻なテーマを持ち前のポップな感覚で表現し続けた林田ワールドを体感いただきます。

日程

2023年2月11日(土)–5月14日(日)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

11:00-17:00

会場

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀)

滋賀県近江八幡市永原町上16(旧野間邸)

アクセス

●飛行機
関西国際空港から約2時間40分
大阪国際空港から約2時間

●バス
JR近江八幡駅北口から6番乗り場・近江鉄道バス(長命寺線)乗車約10分。
「大杉町八幡山ロープウェイ口」バス停下車、徒歩約8分

●自転車
近江八幡駅北口から約15分。
※JR近江八幡駅北口前の「駅リンくん近江八幡店」でレンタサイクルできます。(1日500円)

●車
名神高速道路・竜王ICより、「近江八幡・8号線」方面に出る。
国道8号線「西横関」交差点を右折、「東川町」交差点を左折。
県道2号線「小船木町」交差点右折、「出町」交差点を左折。約25分。

●タクシー
JR近江八幡駅北口タクシー乗り場から約10分。

出展作家

林田 嶺一 Hayashida Reiichi
1933年、中国満州の懐徳公主嶺泉町(現:中国吉林省公主嶺市)に生まれた林田は、大連、ハルビン、上海、青島などさまざまな土地を転々としながら過ごし、終戦に伴い日本に帰国した。1979年から、道立三岸好太郎美術館の学芸員のひと言を受け、引き揚げ体験をもとにした作品制作を開始。2022年に逝去するまで北海道江別市を拠点として活動した。主な展覧会に、「林田嶺一ポップアート展」(江別市セラミックアートセンター、2005)、「ART BRUT JAPONAIS Ⅱ」(HALLE SAINT PIERRE、2018)、「窓展」(東京国立近代美術館、2019-20)など。

料金

一般300円(250円)
高大生250円(200円)

※中学生以下無料、障害のある方と付添者1名無料
※( )内は20名以上の団体料金

関連企画

林田ワールド” ギャラリー・ツアー[オンライン]

林田嶺一さんと親交が深かった彫刻家・原田ミドーさんと一緒に、林田さんの作品の奇想天外な世界観や制作の裏側について語ります。

出演:原田ミドー(彫刻家)、横井悠(NO-MA学芸員)
配信日:2023年3月11日(土)にYouTubeにて配信します。
NO-MA YouTubeチャンネルは下記「詳細を見る」から。
※開催期間中(5月14日まで)公開します。

お問い合わせ

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
TEL&FAX:0748-36-5018

主催

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~

障害などを理由にNO-MAに行くか迷っている方へ

「さわって楽しめるものはある?」「これが苦手なんだけど大丈夫 ?」「静かにしなくてもいい?」など、あなたやあなたの周りの方が気になっていることや、必要なサポートを教えてください。合理的配慮の観点から、できる限りの情報提供やスタッフによる対応を行います。なお、本展では、見えにくい方や聞こえにくい方、字を読むのが苦手な方に向けての「情報保障」や、さわって楽しむ展示物を準備しています。

詳しくは、https://www.no-ma.jp/?p=23603 よりご確認ください。