- 展示
なんぞやひととはととうこととみじかいいろぺんしる
次回開催
会場:art space co-jin

「何ぞや人とは?と問う事と、短い色鉛筆」
ひととは何か?という自身から生じ続ける疑問を、多角的な考察から解き明かそうとし、作品として具現化することを試みる木村舜。「呼び掛け」「待ち受けるもの」「ある日、体から出てきたもの」「魚への拘束」「隠すということ」「黒いの」「Smile」。これらはスケッチに記録されたタイトルの一部。もうこれだけで、木村の触れている世界に誘引される。
「みじかいいろぺんしる」は吉田裕志。ひと目でとりこになってしまうような鮮やかな色面が印象的な絵画作品である。それらは短い色鉛筆で強く塗られて生み出されてきた。描くゆびさきは、ギター弾きが三味線のバチではなく小さなピックを使うのに、にている。
今回、ARTISTS’ FAIR KYOTOとart space co-jinのおとなの事情で引き合うことになった木村舜と吉田裕志のふたり。絵画・立体作品や取材資料とあわせた展示をどうぞお楽しみください。
日程
2023年4月11日(火)–6月25日(日)
※月曜休館
10:00-18:00
会場
art space co-jin
出展作家
木村舜
吉田裕志
参考作品


撮影:前谷開




2020年 515×728mm 色鉛筆、紙

2019年 380×541mm 色鉛筆、紙

2019年 242×333mm 色鉛筆、紙
プロフィール
木村舜(きむら・しゅん)
1992年生まれ。「人とはなにか」という疑問を解き明かし、自身が生きる意味や存在理由を探る為、社会の中で生じる違和感や人科の生物という括りの中で生きる意味、神や魂といった概念的存在、自身から溢れ出るかの様に生じ続ける苦しみや本能を考察、探求し、作品として表現を行う事によってその疑問を解き明かせるのではないかという動機から制作活動を行っている。
吉田裕志(よしだ・ひろし)
1973年生まれ。2008年、京都市ふしみ学園に「アトリエやっほぅ‼」が誕生した時から在籍。当初は陶芸を中心に制作。職人気質で、細部まで作られた土の電車を自身の前にきっちり綺麗に並べ、笑顔で眺める姿が毎日見られた。
2014年頃から本格的に始められた作画では、オイルパステルでの動物画が多く描かれた。どの作品も大胆な構図とタッチで動物の表情が愛らしく描かれている。
最近は画材が色鉛筆に変わり、題材は「家族旅行の風景」「お祭り」「懐かしい60年代の名画」など多岐にわたるようになる。それらの作品に登場する人物はコミカルでユーモラスに描かれ、どこかほっこりする印象もあり、視るものを魅了してやまない。
料金
無料
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絶賛企画中
主催
art space co-jin
きょうと障害者文化芸術推進機構
協力
アルトテック
京都市ふしみ学園 アトリエやっほぅ‼︎
ARTISTS' FAIR KYOTO 実行委員会