- 展示
ニューヨーカイ|木村康一展
終了しました
会場:art space co-jin
オリジナルの妖怪を制作する作家、木村康一の初個展「ニューヨーカイ|木村康一展」を開催いたします。木村は陶器やドローイングを用いて、大量の作品を日々生み出しています。それらは人間の手や足、目玉などの器官を複数組み合わせた造形が特徴であり、手のひらに乗るほどの大きさの陶土で作られた立体は、彼らがまるで古来より存在していたかのような佇まいをしています。
妖怪は、怪奇現象や怪異体験をもとに、それを絵や文章などで造形化することによって、伝えられてきた歴史があり、そこには妖怪の発生と伝承にまつわる物語が必ず付随しています。一方、木村のつくる妖怪には、それにどのような物語があるのかは明確にされていません。しかし、そのような文脈を持たない存在だからこそ、私たちはそこに自由な想像を掻き立てることができます。それは言い換えれば、私たちの想像から生まれる「新しい妖怪」のあり方とも考えることができるのではないでしょうか。
日程
2020年8月4日(火)–10月4日(日)
※月曜休廊
10:00-18:00
会場
art space co-jin
出展作家
木村康一
出展作品
プロフィール
木村康一(きむら・こういち)
1976年生まれ 京都市在住
小学生の頃に水木しげるの影響で妖怪に興味を持ち、模写から次第にオリジナルの妖怪を描くようになる。修光学園に通い初めてからは陶芸での制作も行うようになり、日々オリジナルの妖怪の作品を生み出している。
料金
無料
ご来廊の皆様へのお願い
art space co-jinでは、こまめな換気やドアノブやペンなどの消毒を行い、ギャラリースタッフはマスクを着用して応対いたします。また、ご来廊の際には以下の取り組みについてのご協力をお願いいたします。
・風邪の症状のある方、体調がすぐれない方につきましては、来廊をお控えくださいますようお願いいたします。
・マスク着用および、来場時のアルコール消毒のご利用をお願いします。
・来場者が多数の場合は、入場を制限させていただく場合がございます。
・クラスターが発生した場合に備え、来場された方の連絡先の記名のご協力をお願いします。
主催
art space co-jin
きょうと障害者文化芸術推進機構
協力
社会福祉法人 修光学園