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福村惣太夫・山内庸資 二人展「ストローク」
終了しました
会場:art space co-jin
言葉を持たない福村の作品は、静けさと重厚さを同時に宿し、山内はその愛らしいモティーフで、見る者をどこかはぐらかすかのような不思議な魅力を放っている。二人の作品を前にして、画面に残されたストロークをなぞるように視線を動かしてゆくと、だんだんと描き手の視点と重なっていき、線の蓄積とはまったく異なる世界が立ち現れてくる感覚に、心が躍動する。ストロークと名づけた展覧会が、世代も背景も違う両者を引き合わせた。
日程
2016年11月3日(木)–12月25日(日)
月曜定休
10:00-18:00
会場
art space co-jin
出展者
福村惣太夫、山内庸資
展覧会DM
プロフィール
福村惣太夫(ふくむらそうだゆう)
1936年生まれ。みずのき絵画教室の開設時からのメンバー。粘りのある油絵の具を苦にすることなく大画面を巧みに埋めてゆくかと思うと、極細のボールペンで細密画を完成させた。現在、月二回のアトリエでの時間と、グループホームでの夕食後など、自室の机に向い静かにペンを走らせる時間に作品は生まれている。
山内庸資(やまうちようすけ)
1978年京都生まれ。神戸・塩屋在住。平面作家として作品を発表しながら、イラストレーターとしても活動中。近年は展覧会の企画・構成などにも携わる。
料金
入場無料
関連企画
ギャラリートーク
山内庸資×奥山理子(みずのき美術館キュレーター)によるギャラリートークを開催いたします。
日時:11月5日(土) 16:00-17:00
会場:art space co-jin
料金:無料・予約不要
企画制作
みずのき美術館
主催
きょうと障害者文化芸術推進機構