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エモエモエ☆
終了しました
会場:art space co-jin
なンだかわからないけど感情をゆり動かすもの、それらを言語化しようと、わたしたち日本人は古来より苦心してきました。
古くは「をかし」「もののあはれ」、海外に輸出された「侘び」「寂び」、現代においては「萌え」などがそれにあたると言えるでしょう。
この度、art space co-jinでは「エモエモエ☆」と題し、<萌え/燃え>をテーマに個性的な三名の作家をご紹介します。
ゲシュタルト崩壊フラグの描く、一見かわいらしい少女像から漏出する毒気とシュール。自身の好きな大阪メトロをテーマに、悪を葬るダークヒロインをポップに描く新村晋之介。また美濃彩子は歌舞伎俳優への一途な想いを、独特のエッジの効いたラインで日々紡ぎ続けます。
作家それぞれの、鑑賞者自身の、どこかの誰かの「モエ」。それらが出会ったときに湧き起こる熱い「エモーション」をお楽しみください。
日程
2019年8月27日(火)–10月13日(日)
10:00-18:00(※月曜定休)
9月1日〜9月7日は20:00まで開館
会場
art space co-jin
出展作家
ゲシュタルト崩壊フラグ
新村晋之介
美濃彩子
作品参考
プロフィール
ゲシュタルト崩壊フラグ
1997年生まれ。
幼少よりイラストや絵の制作を始める。
作中に登場する文字は特に意味を持たない創作文字で、これは彼女の制作の根底にある「在るのか無いのかわからない、曖昧なもの」への興味が表出したものと考えられる。また、アニメやマンガを好み、洋の東西を問わず宗教観にも関心を持ち、自身の作品に反映させている。
新村晋之介
1987年生まれ。
時事ネタなど自身の関心事をモチーフに制作を行うことが多く、現在は2018年4月に大阪市営地下鉄が民営化したことを受けスタートした、大阪メトロの各線をモチーフに擬人化したキャラクターとその設定を描き溜めている。登場するキャラクターは、彼が制作当時に鑑賞したドラマやアニメ作品に登場する人物の能力を持つことが多い。
美濃彩子
1993年生まれ。
以前はとある施設職員の気を惹くために、戦国時代など主に日本の歴史に関する作品が多かったが、彼がなかなか振り向いてくれないため、現在は「新しい恋人」として歌舞伎俳優の市川猿之助を描いている。多くの作品はボールペンで描かれ、その軌跡の往復が鋭さと揺らぎを兼ねた独特の線を生み出している。
料金
無料
協力
一般社団法人 暮らしランプ
社会福祉法人 みずなぎ学園みずなぎ鹿原学園
福祉工房 P&P studio & gallery MATTua-LA